桜といえば「お花見」ですが、もう一つ忘れてはならないのが「桜餅」です。

こんにちは、館長です。
皆様のおかげをもちまして3日目の春を迎えました。

東京に住むようになって、あらためて気づかされたことのひとつが、桜餅の違いでした。関西で育った私にとって「桜餅」といえば、もち米のつぶつぶとした食感のもの。いわゆる道明寺タイプが当たり前でした。そのため、道明寺という言葉も知らず、最初はクレープのような薄い生地の桜餅の名前だと思っていたほどです。ところが実際には、関西風の桜餅こそが「道明寺」だったのです。
調べてみると、桜餅の起源は江戸時代にさかのぼり、現在の隅田川沿いにある長命寺で考案されたものが、その原型とされています。これが、小麦粉の生地であんを包んだ関東風の桜餅です。
一方、関西で広く親しまれている桜餅は、大阪の道明寺に由来しています。そのため、東京ではこのタイプを「道明寺」と呼ぶようになりました。
関東では、もともとの長命寺タイプが受け継がれながらも、道明寺も受け入れられたのですね。その結果、現在では二つの桜餅が並ぶ光景が見られます。そんな背景を知ると、同じ「桜餅」という名前の中に、地域ごとの歴史や文化の違いが感じられて、より一層味わい深く思えてきます。

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